溶連菌による炎症や発疹とジスロマック

人間の身の回りにはさまざまな微生物がいますが、ストレスなどで免疫力が低下すると、そうした微生物が体内に入り込んでしまって増殖をはじめ、さまざまな症状をひきおこすことがあります。こうしたものが感染症という総称でよばれていますが、その原因となる微生物は、細菌、真菌、マイコプラズマ、ウイルスなどといったものがあり、まずはどのような微生物が感染したのかを特定して、それに効果がある医薬品を用いて治療しなければなりません。
たとえば、子供の場合に特にかかりがちな感染症の一種として、溶連菌感染症とよばれるものがあります。溶連菌にもA群、B群などといった多様な種類がありますが、ほとんどがA群に属するもののしわざで、主に咽の粘膜に感染することが知られています。
溶連菌感染症の具体的な症状ですが、のどが赤く腫れて炎症をおこし、痛みをともなったり、手足などの皮膚に小さな発疹が出たり、舌がイチゴのようにぶつぶつしたできものが生じたりします。また、咽頭などの特定の部位だけではなく、頭痛や発熱、からだのふるえなどといった、全身的な症状があらわれることもあります。
このような溶連菌感染症の治療にあたっては、ジスロマックのような抗生物質を必要な量だけ投与することが効果があります。細菌は人体に感染する毒素を出すため、これが症状をひきおこすもとになっていますが、ジスロマックは細菌の増殖を抑制するようなはたらきをするため、症状そのものも改善するわけです。
なお、ジスロマックには小児用と成人用の両方のタイプがあり、処方量がそれぞれ異なってきますので、医師や薬剤師の指示にしたがい、量をまちがえないようにすることがたいせつです。