トリコモナスや副睾丸炎の治療にジスロマックは効く?

副睾丸炎は睾丸に繋がる器官である副睾丸に炎症が起こる病気で、前立腺か尿路から細菌が侵入することで発症します。また、性感染症のクラミジアに感染することで、精管から精巣上体に到達すると炎症を併発することもあります。痛みは少なく発熱もほとんどないため、自覚症状は少ないですが、大きく膨れあがることで睾丸が大きくなったように見えるためすぐに分かります。痛みが少ないため放置してしまう人も多いですが、炎症によって精子の通路が塞がれてしまうため、重度の症状では無精子症が起こる可能性もあります。原因は細菌の感染によるものなので、その細菌の種類によって治療薬を使い分けて投与することになりますが、クラミジア感染であった場合は、特効薬とも言われるジスロマックが処方されることもあります。ジスロマックはマクロライド系抗生物質のひとつで、適応症として尿道炎は入っていますが、副睾丸炎は入っていないため不確定な要素となりますが、抗炎症作用が認められていることから、クラミジアによる副睾丸炎であった場合にも効果的な治療が可能です。元々クラミジアを治療する必要があるので、医師が必要と判断すれば処方されるのは確かでしょう。しかし、別の細菌が原因であった場合は、その細菌に対応した治療薬を使用する必要があります。トリコモナスに関しては原虫と呼ばれる小さな虫が寄生することで発症する感染症で、抗生物質では治療することができないので、ジスロマックを服用しても効果はありません。抗トリコモナス薬を投与しての治療となるため、まずはどの治療薬が必要か知るためにも、性感染症の原因を検査する必要があります。自己判断で治療薬を用意しても、症状が一向に改善されず、いつの間にか重症になってしまうということもあるため、早めに専門の病院で診断を受けることが大切です。